前回の記事ではアウトプットについてお話しました。
まだ、上手にアウトプットができていない方は、是非、前回の記事を読んで頂ければと思います。

ども、かずのりです(@kazunori_opt)
インプットとアウトプット。重要なのは、インプットの量ではなく、アウトプットの量。
と、いうことは既にお伝えしました。
しかし、いくらアウトプットを沢山しても、そのアウトプットが、どのような反応がとれ、どういった結果になったのか。
また、どう改善するべきなのか。
ここまで、確認ができないとアウトプットをしている意味がありません。
今回はアウトプットしたあとの行動である「フィードバック」の方法や考え方についてお話します。
最後までお読み頂ければ嬉しいです。
アウトプットの垂れ流しはトイレをして流さないのと同じ
はじめから、ちょっと汚いお話で恐縮です。
あなたは、トイレで用を足したあと、どうしますか?
ほぼ100%の方が「流す」答えるでしょう。
では、おしっこの色や、う◯ちの色や形を確認している人は?
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ほとんどいないのではないでしょうか?
排泄されたものの色や形であなたの健康状態がわかりますよ〜。
なんてこと、聞いたことありますよね?
実際に、毎日、排泄されたものチェックしていることによって、カラダの不調の原因や病気の早期発見に繋がったということも沢山あります。
なにが言いたいのかというと、アウトプットもトイレで用をたすのと同じ。
自分で発したアウトプットがどうなっているのか?
そのアウトプットした内容がどれくらいの人に影響を与えているのか?
次のアウトプットで改善すべきところは何か?
など、自分が吐き出した言葉をチェックしておくといいです。
自分の考え方の傾向や、精神状態でその時々のアウトプットはわかりますし、発した内容が好意的に受け取られているのか?または否定的に取られているのか?など、フィードバックするのは、今後、アウトプットの改善に役立ちます。
フィードバックをしてアウトプットの健康チェックを行いましょう。
フィードバックの考え方
フィードバックには4つの考え方があります。
ざっくり言うと、
- 短所を修正する・長所を伸ばす
- 知識を広げる・知識を掘り下げる
- 「なぜ」を解決する
- 人から教えてもらう
になります。
短所克服と長所伸展
フィードバックすること。
結果を振り返り確認することは、自己成長には欠かせません。
人が成長するには、
「短所克服」
「長所伸展」
のいづれかを行う必要があります。
短所克服=苦手の分野を克服する
長所伸展=得意な分野を伸ばす
です。
上手く行かなかった事や理解できなかった事を、聞いたり調べたりすることが短所克服。
理解できない、分からないことをそのままにしたくない!とにかく、自分が理解するまで探求する!と、思う人あたなは、短所克服型と言えます。
反対に、成功体験を基に、もっともっとと、さらに難し課題に取り組むあなたは、長所伸展型です。
得意な分野のことをブラッシュアップさせ、工夫して多角的にアプローチしている人ですね。
興味のあることに関してはめっぽう強い!そんなタイプです。
多くの人は、できないことを出来るようにする。直ぐに、短所を修正したがります。
しかし、短所の修正や克服には、時間がかかりますし、何より辛いことに立ち向かう精神力が必要です。
出来ていない自分を認識することは大切ですが、短所克服に沢山の労力を注いではアウトプットもままなりません。
アプトプット初心者であれば、まずは長所伸展がおすすめです。
自分の得意を伸ばすことで、まず、自己肯定感が高まります。
自分の行動に自信がつきます。
さらに、自信のあるアプトプットは人から認めてもらえます。
こうして、自己肯定感と承認欲求を満たすことで、あなた自身のアウトプット力が高まりますし、何より、絶大な自信があなたに宿ます。
短所克服は絶大な自信が付いてからでも遅くありません。
まずは、あなたの長所にフィードバックしましょう!
広げると深める
長所伸展でも短所克服でも、どちらの学びを進めるにしても、「広げる」か「深める」かの2通りです。
僕たちがよく使う言葉で言うところの、「広く浅く」か「狭く深く」のどちらで学ぶかですね。
僕は学生時代に野球のピッチャーをやっていまた。
なので、例え話が野球になってしまうのですが、ご了承ください。
「広げる」「深める」を野球に例えてみます。
僕が一つの変化球を覚えたとしましょう。
自分でその変化球は十分に操れるレベルになりました。
ここで自己成長の選択です。
「広げる」=他の変化球を覚える
「深める」=今ある変化球のキレや精度・緩急を突き詰める
と言うことになります。
どちらが正解と言うことはありません。
とにかくその分野で一番になりたい!と思えば、「深める」ことは大切です。
いろんな分野をみてみたい!新しい発見や経験をしてみたい!と思えば、「広げる」にフィードバックをしてみましょう!
「なぜ?」を解決する
勉強でもそうですが、「なぜ」その答えになるのか?
「なぜ」歴史上の人物はそうしたのか?
この「なぜ」を解決しないと、答えや物事の本質は見えてきません。
アウトプットも「なぜ」という場面に幾度となく遭遇します。
「なぜ」は放置ぜず、必ず解決するようしましょう!
それが、フィードバックです。
短所克服と似ていますが、短所克服は出来ないことを克服すること。
「なぜ」の解決とは性質が違います。
人に教えてもらう
アウトプットをするにあたり、もっとも効果的なフィードバックの方法が「人に教えてもらう」です。
人からアドバイスをもらうことで、より理解が深まり、間違いに気づきます。
アドバイスをもらう人で適しているのは、会社であれば「上司」や「先輩社員」
起業家や副業ビジネス家なら、コンサルタントやメンター
スポーツであれば、監督やコーチ
自分よりも経験値が高い人からのアドバイスをもらうのがいいです。
FACE to FACEのアドバイスは、喋るコミュニケーションです。
喋るコミュニケーションは文字情報量が圧倒的に多く、短時間で、より多くの情報を得ることができます。
また、細かな感情も伝わるので、モチベーションのコントロールにも適しています。
よりフィードバックの精度をあげるなら、人からフィードバックをもらうようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アウトプットは自己成長にとっても大事な行動です。
是非、取り入れてみてください。
効率よく自己成長をするためのフィードバックの重要性や考え方についてでした。
僕も今回のアウトプット→フィードバックの流れをしっかりと身につけ、有益な情報をあなたにお届けしていきます。
今回も樺澤紫苑さん著書「OUTPUT大全」を参考にまとめています。
気になる方はお手元にお取りください。
少しの勇気と行動で明日は変わります。
それでは、よい一日を。